【SV S3使用構築】Let's Go スマイルプリキュア【最終749位 R2018】
どうも、スマプリ愛好家のだんごむしと申します。
今期は序盤から使い続けていた愛すべきプリキュアたちが最終日にレートを200以上伸ばして私を2000の高みに連れて行ってくれました。
という訳で前置きはほどほどに早速紹介します。
最終749位 R2018
構築経緯
\^o^/「スマイルプリキュア構築組みて―!」
・ピンク色の強いポケモン → サケブシッポ
・赤色の強いポケモン → ラウドボーン
・黄色の強いポケモン → サーフゴー
・青色の強いポケモン → ヘイラッシャ
・愛らしいみんなのマスコット枠 → セグレイブ
\^o^/「あ、なんかいい感じ、完s(殴」
構築経緯(まじめパート)
この構築は発売後一週間後に開かれたとあるオフで見かけたサケブシッポ→天然ラウドボーンの動きに魅力を感じ、その動きを軸として構築を組むことを決意。(余談だがその方はその時すでにアマガドオーの並びを使っていた。)
サケブシッポ→ラウドボーンだけだと流石に対応範囲が狭そうなので、同じ天然でビルドアップによる攻撃上昇もうまく活用でき、何より地割れで全てを破壊するヘイラッシャを採用。
また、カバルドンの吠えるなどの変化技による突破を防ぐ意味と、隠密マントを持たせることで様々な場面にて起点となることができるサーフゴーを採用。
残り2枠だが、バトンルートが取れなかった時のために対面性能が強めかつ、バトン先が倒されてからその残党を狩れるよう先制技持ちのポケモンを用意したかった。よって、対面最強ポケモンチョッキセグレイブと、無難に襷マスカーニャが収まった。こだわり系統のアイテムは、サイクル構築でないため非常に相性が悪く、またタイマンの王カイリューは頻繁にテラスタルを使いたくないことと、ハバタクカミにあまり強くないことから解雇した。
個体紹介
サケブシッポ@ブーストエナジー
テラスタイプ:ノーマル 性格:図太い 特性:古代活性
努力値:H212 B124 S172
技:身代わり バトンタッチ ビルドアップ 度忘れ
最速セグレイブ(87族)抜き調整。古代活性後、スカーフを持たないポケモンは全部抜けるように。
キュアハッピー担当。基本的にビルドと度忘れを一回ずつ積んで裏のポケモンにつなぐ。メンタルハーブでなくブーストエナジーにした理由は、意地でも上から積んで相手の攻撃を確定3発にするためです。そのため、コノヨザルやサザンドラといった挑発持ちポケモンやデカヌチャンやテツノツツミなどには非常に警戒しないといけなく、その代わりハバタクカミやスカーフサーフゴーなど、上から制圧しようとやってきたポケモンを起点に出来るメリットがありました。また、絶対に急所に当たってはいけないので、原作と同じように気合で様々な技を耐えて頂きました。本当にありがとう。そして、ニックネームつけるのミスってごめん(人から貰った)。
ラウドボーン@食べ残し
テラスタイプ:ノーマル 性格:図太い 特性:天然
努力値:H252 B236 S20
技:フレアソング シャドーボール 身代わり 怠ける
65族、ミラー、アーマーガアをちょっと意識した申し訳程度の20振り。
キュアサニー担当。コンセプト的に一番バトンに適していたのはこの子です。身代わりを持っていることで、バトン後にあくびやトリック等で止まるのを防いだり、急所の負け筋を軽減してくれたりと安定感を増したバトンエースに仕上げました。基本的にビルド一回、度忘れ一回を積まないとかなり厳しいので注意。残飯を授けた大エースとして頑張っていただきました。
サーフゴー@隠密マント
テラスタイプ:飛行 性格:図太い 特性:黄金の体
努力値:H228 B154 S84
技:ゴールドラッシュ シャドーボール 悪巧み 自己再生
バンビーさんが最終一位取ったときのゴツメサーフゴーの調整を丸パクリ。正直Sをもう少し耐久に振っても良かったかもしれないが、無意識にこの振り方で何体かカイリューを抜いていたかもしれないのでこれはこれでよかったと思っている。
キュアピース担当。原作と同様にいつもヘラヘラ、ニコニコしているのでぴったりだと思いました。相手に積みエースがいない時は、こいつがバトン先となり無双していきました。こいつのおかげで重くなりがちなクエスパトラとキョジオーンを無力化、積みの起点に出来たので大満足。相手にカバルドンがいる時でも、無理矢理こいつに繋いで全抜きというケースも多々ありました。飛行テラも、セグカミラッシャが発見され徐々にセグレイブがチョッキ主体になってくるとつららばりが毎回4,5回当たることが無くなっていったので追い風でした(最終盤に電気テラが増えてヤバかった)。そしてこいつも間違えてニックネームをつけてしまいました(人から貰ったA0個体)。
マスカーニャ@気合の襷
テラピース:草 性格:陽気 特性:新緑
努力値:A252 B4 S252
技:トリックフラワー はたき落とす けたぐり 不意打ち
思考停止最速。ドラパルト意識で意地っ張りにする択もあったなぁとシーズンが終わって思ってみたりもしたが、同速ミラーを制して勝った試合もあったので結果オーライ。
キュアマーチ担当。最終日前日にハバタクカミからこいつに変えました。結果1万位からレート2000まで一日で押し上げてくれたので、間違いなくこいつの存在は大きかったです。特に終盤に増えた、鉢巻ドラパと鉢巻ガブに対する一つの解答として重宝しました。バトンするしないに問わず先発でも後ろから出しても襷の行動保証でかなり活躍してくれた。テラピースはテンプレの草のまま使ったが、セグレイブやハバタクカミのことを考えて鋼テラが欲しいと幾度も思いました。例のテラピース節約法が生きていたら鋼にしていたと思う。原作同様に直球勝負する姿が素直に格好良かったです。
ヘイラッシャ@ゴツゴツメット
テラピース:飛行 性格:図太い 特性:天然
努力値:H172 B84 D252
技:眠る 寝言 アクアブレイク 地割れ
調整意図、忘却。Dに厚く振って、対応範囲を広くしようとしたことだけ覚えている。
キュアビューティ担当。ラウドボーンと同様に天然+高耐久でほとんどのポケモンを受けきり、地割れの試行回数を稼いでいきます。基本的にこのパーティにはコノヨザルが飛んでくるので、バトンを使わない時でも選出しこいつで処理していました。ヘイラッシャミラー意識で飛行テラスタルにしたのですが、セグレイブ意識で妖テラスにしたい場面の方が多かったと思いました。最終日までは地割れを外しまくるポンコツ君だったのですが、最終日に覚醒。原作でも明らかにキュアビューティだけ他の子達よりも能力が高く、チームの頭脳として機能する存在だったのですが、まさしくこいつはキュアビューティでした。
セグレイブ@とつげきチョッキ
テラピース:地面 性格:意地っ張り 特性:熱交換
努力値:H244 A252 S12
技:地震 氷の礫 巨剣突撃 氷柱針
ミラー意識よりも、特殊アタッカーに絶対の自信をつけたかったためHAベース。
キャンディ担当。みんな(セグレイブ使い)から愛されるマスコットですから、何にも問題ないですよね。主にバトンを使わない時に圧倒的な対面性能で相手を一体以上持っていくことを期待して送り出しました。一回だけ相手の交代のタイミングでこいつにビルド一回してバトンを引き継がせましたが、強すぎて引きました。ちなみにNNはあかんべぇです。
選出
基本選出
サケブシッポ+ラウドボーン+@1(マスカーニャが気持ち多め)
ヘイラッシャの通りが良さそうな場合
サケブシッポ+ヘイラッシャ+@1
相手にカバがいるけど何とかバトン出来そうな場合
サケブシッポ+サーフゴー+@1
バトンが出来なそうな場合(コノヨザル等の挑発持ちや、デカヌチャン等のアンコール持ち、そもそもバトンしても弱そうな相手の場合)
マスカーニャ+ヘイラッシャorサーフゴーorセグレイブから二体
セグレイブ+マスカーニャorサーフゴーorヘイラッシャから二体 のどちらかがほとんど
塩、クエスがいたらサーフゴーを投げましょう。
きついポケモン・構築
・テツノドクガ…眼鏡ヘドロウエーブが度忘れ込みでシッポを二発で落とすのでヤバい。かといってバトンにしないと後投げドクガがきつすぎる。
・デカヌチャン…この世の終わり。バトンする、しないにしてもパーティを半壊させる力がある。ちゃんと対抗できるのがヘイラッシャくらいしかいない。
・ハバタクカミ…普通に高火力ムンフォが苦しいのもあるが、一番きついのは滅びの歌。ゲーフリさん、今からでもいいんで没収してください。
・ドラパルト…型の匿名性がそもそも強いのに、どれが来ても辛い。特に鉢巻ゴーストテラバ型と呪いのやつ。一旦マスカーニャ投げて様子を見る。
・ガブリアス…鉢巻地震がエグイ。しかしそれに怯えていたらドラゴンテールが飛んでくるので本当に辛い。
・ドラパ→クエスバトン…無理☆ すっげー上手くいってD6段階上昇で天然勢にバトンを繋げたらワンチャンス。
・受けル…無理☆ たまーーに相手がミスって勝てる時もある。
ハッピーとビューティ
私には中学生の妹がいまして、そのおかげでポケモンスマッシュの次に見る番組はプリキュアでした。スマイルプリキュアは私がちゃんとワンクール見たプリキュアの一つです。当時はこのネタ切れアニメが、というスタンスで見ていたのですが大人になって見返すと作画、アフレコ、ストーリー性、OP、ED、どれを取っても歴代の中でも高水準な作品であったことを思い知らされ、齢19にしてスマプリ愛好家になりました。
その中でも、今期私のレートを押し上げる推進力となったキャラが二人います。
まず、みゆきちゃんから紹介します。
みゆきちゃんはチームのリーダーです。ピンク髪ですしね。ドジでおっちょこちょいなのですが、いつも笑顔でハッピーを探しているメルヘン少女。プリキュアとして戦う時も気合でなんとかしようとしたり、言いたいことを敵味方関係なくはっきりと言う人間味溢れるキャラクターです。
そんな彼女から学んだことは彼女の口癖の一つ、
「泣いてたらハッピーが逃げちゃうよ。スマイルスマイル!」
以前まで僕は理不尽な運負けをしたら、キレ散らかした挙句ちいかわの如く泣いて萎えてしまうような野郎でした。
しかし、みゆきちゃんに出会ってからは、運負けした時に心の中にみゆきちゃんを召喚して顔に笑顔を作って乗り切るようになりました。心の成長を実感できました。もしかしたら、このメンタリズムが最終日の驚異的な豪運を引き寄せてくれたのかもしれません。
れいかちゃんはチーム1の秀才です。才色兼備、文武両道、何よりも周りのことを考え行動できるチームの要です。完璧に見えるれいかちゃんですが、物語の中盤辺りから自分のしたいこと、自分が進むべき「道」について悩む姿が所々に描かれはじめます。そんな彼女が物語の最終盤、自分の海外留学が決定したものの、みんなと別れたくなくて悩みます。そんな彼女の心の隙を突いてきた敵の幹部(しかもめっちゃ強い奴)とのやり取りとみんなの本音を聞いて、彼女は自分の思いに気付き覚醒します。そして、プリキュア史に残る伝説の戦いを繰り広げる訳なのですが、その中で彼女は私の心に突き刺す二つの言葉を言い放ちます。
「それは貴方の『考え』、私の『答え』じゃない!」
「寄り道、脇道、回り道、しかしそれらも全て道!」
私の構築は間違いなく異端児です。正直強いかといわれると強くはないと思いますし、しかもその構築を使いこなせるプレイングもありませんでした。しかし、この構築を私は愛していました。そして、れいかちゃんのこの言葉で私は自分のこの構築を最後まで愛そうと思いました。こんな回り道を進む、それが私の道であると直感がそう言いました。
結果、最終日の彼女たちは神懸かっていました。70戦近くやってハッピーから受けたバトンエースたちが急所に倒れていった回数は僅かに2回。そして、ビューティは原作以上の大覚醒。ここで当てないと敗色濃厚となる場面で地割れを当てまくり、最終戦もコノヨザルからハバタクカミ引きのタイミングという完璧なタイミングで地割れを当て、最終三桁を確実にする大活躍をしました。間違いなく二人が最終日のMVPです。
流石に今回は運の大上振れによるこの結果だと思っています。前日に1900行けたら万々歳だなという話をしていたくらい、今期は上に行ける自信はありませんでした。本当にプリキュアたちが私に奇跡を見せてくれたのだなと思っています。
みなさん、プリキュアを心に宿してみませんか。スマプリを見ませんか(全48話)。もしかしたら、みなさんの元にも彼女らが奇跡をもたらしてくれるかもしれません。信じるか信じないかは、あなた次第です。
総括
ありがとう、スマイルプリキュア。
Special Thanks
いつもモチベをくれる実機勢のみなさま
京大カップでシッポバトンを見せて下さったみきさん
心より感謝の気持ちを込めて